4月4日の日曜日そぼ降る雨の中、旧蒸留試験所である赤煉瓦酒造工場にて開催された春の催し、熟成古酒ルネッサンス2026を訪れました。今回が初参加となります。
明治期に建てられた赤レンガの建物は、重厚な趣をたたえ、雨に煙る桜と相まって実に風情豊か。歴史の気配に包まれながら杯を傾けるひとときは、日常を離れた特別な時間に感じられました。
会場には全国から12の蔵元が集結し、それぞれ個性豊かな熟成酒を披露。試飲はスポイトでカップに自ら注ぐスタイルで、量を調整しながらじっくり味わえるのが印象的でした。各蔵が提案するペアリングも魅力的で、チーズや塩辛などと合わせることで、熟成酒の奥行きが一層引き立ちます。
有料試飲では、達磨正宗の49年熟成という希少なヴィンテージを体験。醤油を思わせる濃い色合いと、凝縮された旨味の深さに心を奪われました。
会場には熟成酒を愛する人々が集い、自然と会話が生まれる和やかな空気が漂います。熱気と一体感に満ちたその場は、単なる試飲イベントを超えた「酒を介した交流の場」としての魅力にあふれていました。
どの酒も美味く、蔵の方々の温かな人柄も相まって、心に残るひとときとなりました。
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