Hanatomoe Mizumoto Junmai
銘柄の特徴
千本桜で知られる奈良県吉野の豊かな自然の恩恵を受け、手造りで酒を醸す美吉野醸造。風土に育まれた米と水と菌のみを使用し地元に根付いた酒造りをしている。米は全て奈良県産契約栽培米、酵母は蔵に住み着いた自然酵母のみを使用。水酛、山廃、速醸という3つの製法をとサーマル、ホーロー、木桶という3種のタンクを組み合わせ、それぞれの特長を活用した最適な酒を仕上げている。酒造においては通常蒸米を使用するが、水酛造りは生米で仕込む。そのため、米がしっかり溶け濃度の濃い酒になる。また時間をしっかりかける過程で発生する乳酸菌により、ヨーグルトやチーズを思わせる濃厚でふくよかな複雑な味わいが形成される。花巴 水酛純米は、酒の原点ともいえる伝統的な製法で醸された、上品な酸と旨味が調和した味わい深い酒です。
香り
ヨーグルトやチーズを思わせる濃厚な酸味と米のふくよかな甘さが混ざった厚みのある香り。
味わい
ヨーグルトやチーズを思わせるクリーミーでふくよかな酸味、上品な米の甘み、旨味が調和した、複雑で深みのある味わい。米本来の旨味とふくよかなコクが楽しめる飲みごたえのある酒。濃厚でとろりとし口あたり。
おすすめのシチュエーション
一人でまたは仲の良い少人数の友人とじっくり味わう。自然の中で季節を感じながら飲むのに最適。
総合評価: 4.4
飲みごろ:開栓後~
最適温度:40℃