黒帯 悠々 特別純米

銘柄の特徴

1625年（寛永二）年創業の金沢で最も長い歴史を持つ老舗福光屋は、品質向上に熱心なことで知られる。1960年米の契約栽培開始、1985年糖類添加廃止、翌1986年全量特定名称酒へ引き上げ、2001年準大手でありながら全量純米造りとする「純米蔵宣言」を発するなど、本物志向の道を着実に歩んでいる。

同蔵は、加賀鳶、福政宗、鏡花など様々な銘柄を出しており、その中で黒帯は「料理に合わせて燗を楽しむ」というコンセプトで造られている。黒帯 悠々は特別純米酒と純米大吟醸酒を瓶詰め時に混和するという独特のプロセスで造られており、辛口でまろやかな口あたりは食中酒に最適。

香り

米のふくよかで上品な甘みがほのかに香る。

味わい

旨みとふくよかさが際立つ上品な味わい。べたべたした甘さがなく、キレがよくすっきりとのめる。口あたりはまろやか。

おすすめのシチュエーション

上品で控えめな香りとすっきりした味わいは、どのような料理とも相性が良く食中手として最適

総合評価: 4.3 

飲みごろ：開栓後~

最適温度：45℃