月桂冠 超特撰 鳳麟 純米大吟醸

銘柄の特徴

637年（寛永14年）創業で380年超の歴史を誇る京都伏見最古の酒蔵月桂冠は、業界初の酒造研究所創設による醸造技術革新、経営の近代化、鉄道による全国販路の開拓等、品質向上と事業拡大に継続的に取り組むことで明治以降急速に業績を伸ばした業界を代表する大手蔵です。京都・伏見が灘に並ぶ日本酒の一大産地となったのも月桂冠の力によるところ大といえます。

「鳳麟」は月桂冠が最高品質の酒に与える名称で、大手蔵である月桂冠の威信をかけた銘酒です。さらりとしたものが多い大吟醸の中では芳醇といってよい味わいで、じっくり時間をかけてもろみを低温発酵することにより引き出した華やかで上品な香りとなめらかな口当たりが特徴です。和装の女性をイメージした美しい曲線の黒い瓶に金ラベルというビジュアルも優美で、高級感を醸しています。

香り

バナナ、メロンの華やかでまろやかな甘さ、米のふくよかで上品な甘さ

味わい

バナナ様の上品な甘み。米の旨味とコクがしっかり感じられ、わずかな苦みが味わいに奥行きをもたらしている。クリームを思わせるなめらかな口当たり。芳醇でありながらスッと切れて後味はさわやか。

おすすめのシチュエーション

華やかなで上品香りは祝い事等の場に最適。また、まろやかで優しい味わいは、なごやかな気分で飲みたいときにもぴったり。

総合評価: 4.5 

飲みごろ：開栓後~

最適温度：33℃