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’80s アメリカの旅45

39.ホテルポクナ

 

船着き場からダウンタウンを抜けて15分ぐらい歩くとホテルポクナに着いた。このホテルは立地がよく、ダウンタウン、ココビーチに歩いて行ける。バックパッカーに人気の安宿だ。チェックインを済ませるとホテルの従業員がベッドに案内してくれた。宿泊場所は広いフロアーが一つ。そこに無数の二段ベッドが置いてある。ベッドはカーテンで覆われている。寝台車のようなイメージだろうか。宿泊客はそのベッドを11,300ペソで借りる。シャワー、トイレは共同だ。リゾート地であることを考えるとまずまずの価格だろう。

 

案内されたベッドにいくと丁度上の段を借りたという人が現れた。よれよれのTシャツにジーパンを着たメキシコ人の男性だ。年は僕より少し上だろうか。人懐こい笑顔で、上と下とどっちがいいと聞いてきた。「僕は下だとフロントで言われたんだけど」と言うと、「そんなのかまわないよ。自分はどっちでもいいからもし上段がいいなら変わってあげるよ」とくりくりした目を子供のように輝かせて言った。僕は親切に甘えて上段に寝させてもらうことにした。

 

僕らは片言の英語で簡単な自己紹介をした。彼の名前はダミアン。クリスマスの休暇を利用してひとりでここに来たのだという。イスラムヘーレスが好きでここには何度か泊まっているのだという。自己紹介のあとビーチに行こうということになり2人でココビーチに出かけた。ここは島でもっとも人気のあるビーチで、遠浅の美しい海と白い砂浜が特長だ。ココビーチという名前もいい。ダミアンは人懐こい笑顔と気さくな性格で誰とでもすぐに仲よくなる。あっという間に人気者になってしまった。おかげで僕にもたくさんの友達ができた。

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